いわしの流儀

興味湧いたものを片っ端からいじる節操のないブログ

時間が無いって漠然と言う前に、どんだけ時間無駄にしてるか算出してみよう

iwasiだ。ちょっとスタイリッシュにしてみた。
まぁ、ローマ字で表記してもちりめんじゃこの原料だけどね。

更新が滞ってた理由に、決算期で仕事が激務極まりないって事が挙げられるんだけど世の中の多くの人は
「忙しくてできなかった」って忙しい事を免罪符にして逃げる事が多すぎると思わないかね。
僕もそのうちの一人だ。でもやっぱそういうのカッコよくないからどうすれば「忙しい中すべきことを達成できるのか」
を本気で考えてみようと思う。

「忙しい」ってどういうことだ

これ人によって全然違うんです。僕の忙しいと感じるレベルとあなたの忙しいと感じるレベルって全然違うと思う。睡眠時間の平均が2時間程で初めて忙しい週だったという人もいるかもしれん。
睡眠4時間とれてんの?寝れてるやん。まだいけるいける。って人、いると思います。
特に経営者あたりに多いのではないでしょうか。こういった「人の尺度」によるものは定義化しないといけないので考えてみる。
まず前提として、健康な心身を保つため5時間は睡眠時間を確保する。与えられた時間は19時間。それを踏まえた上でのいわしの多忙定義はこうだ

  1. やりたいことを諦めてやらない
  2. 一時間連続してぼーっとする事が出来ない

といった感じかな。多すぎてもなんか被ると思うんで出来る限り少なく絞ってみた。これはあくまで「いわしの感覚」なので「俺は毎月残業100時間だよボケ!」とかブラック企業自慢は御免こうむる。怒るくらいなら転職しましょ。転職。
転職なんてプロのコンサルタントつけたら誰だってできるよ。経歴みて登録拒否されるとこもあるけどそういった人達を対象とした転職支援会社もあるから諦めないで。

職歴が・・・学歴が・・・なんて言い訳はいらぬ!どっかに必ずあんたを必要としてる人はいるから大丈夫!がんがろう!
はい、じゃあ安定の脱線から復帰してちょっと定義を分解していこうか。

各定義の分解と対策の仮説

①やりたい事を諦めてやらない

これはみんなと共有できる部分じゃないかな。本当はゲームがしたいのに・・・もっとブログ書きたいのに・・・もっと楽器の練習がしたい・・・でも明日の仕事に差し支えるからもう寝なければ。嗚呼忙しい。
ごもっともです。僕もこういった感じでなんだかんだやりたいことをやらずに

起床→出勤→仕事→帰宅→なんやかんや→就寝
このループです。月末の締め業務が集中する時期などは特に。さらに決算期なんてもっとひどくなりますよね。このやりたい事ができない時間軸になってるキーは【帰宅】のタイミングが遅いってことですね。

つまり【帰宅時間を早める】事が出来れば問題解消の可能性があるということです。

②一時間連続してぼーっとする事が出来ない

仕事の手を止めてみましょう。一時間。なーーーんにもしないでじっとできますでしょうか。ただぼーっとして【帰宅時間が遅くなる】のでは本末転倒なのでぼーっとする事で生じるタイムロスをどうカバーするか考えてから実行しましょう。

そして考えた結果、リカバリーできそうにないという判断ならそれは多忙であるという事です。ここでのキーは【リカバリー方法はあるのか】という事。つまり今の自分の行動の無駄取りをいかにできるかという事です。

省ける事、惰性で実行しているけどやらなくても問題ない事を洗い出しましょう。

さらに問題を深堀してみる

①に書いた通り【帰宅時間を早める】に焦点を当てます。早く帰宅するには一日の流れの中で仕事に充てられる時間を長くすればいいだけの事。起床→出勤→仕事→帰宅→なんやかんや→就寝の間のどこかに仕事の時間を割り当てましょう。
出勤の移動中にメールをチェックするだけでも15分~20分は時間を稼げるのではないかと考えます。通勤時間はゲームしてるから無理?じゃあやりたい事できてるじゃないですか。

こういう方は時間を使っている感覚に対して鈍いのではないかと思います。よく思い返してみましょう。隙間時間で楽しんでいる時間を合計すると意外と自由に過ごしている
かもしれませんよ。
ほかにはやはり長時間拘束されている仕事中。この間の無駄を見てみましょう。喫煙者の方はあくまで僕の考えなのですが吸う本数を減らしてみてはいかがでしょう。いっその事やめてしまえばどうでしょうか。

煙草を一本数時間が喫煙所への往復時間、吸っている時間、これらを合算すると7分~10分は時間を取られているのでは。一日10本吸うと7分×10本=70分、一時間10分の時間を消費しています。

吸う本数に比例して消費時間は変動するので吸う本数を半分にしただけで35分の時間捻出が可能です。いや、どうしても煙草を吸いまくりたい?じゃあ自由にできてるじゃないですか(2回目)
徹底的に仕事に関係のない時間を洗い出してやめてみましょう。それだけで帰宅時間は早まるはずです。仕事中に仕事以外の事をやめて仕事に充てる。その分仕事が早く進むので早く帰れる。簡単な公式です。

②の定義はぼーっとする事が大切なのではなく、ぼーっとする為に何か省ける物はないかを精査する事に焦点をあてます。今作っている資料、上司が望んでいるクオリティ以上にしようとしていませんか?

そこまでの細かな数値は必要ないのに作り込みすぎてはいませんか。相手のニーズ+αのスタイルはとても素晴らしい大事なことですが、やりすぎて他の事がお粗末になるならニーズを満たした時点で手を離す取捨選択も必要です。

はっきり言うと求めていない情報を詰め込んでも上司はその数値を見ません。必要な情報をピックアップして終了です。

自分の実績に繋がる大きな事には熱く取り組むべきですが、決まったフォーマットでの提出でOKがもらえる事はさっさと定型通り作成して次に移りましょう。そうする事で今日やるべき仕事の進行速度がぐっと上がるはずです。

多少楽する事とサボる事は違います。この温度差をしっかり掴みましょう。

必要な数値を出す計算が難解な為ざっくりとした根拠のない数値を試しに出してみるのはサボりですが、トータルの数値さえわかればいいのにわざわざ細かな内訳まで作成しているのをやめるのはサボりではなく省略という効率化です。
具体的な方法として、資料作りに限らず一つの仕事に充てる時間をそれぞれ10分短縮しましょう。この仕事は何分で出来るな、という勘はあると思いますのでその【勘-10分】です。1時間の仕事なら50分で済むように楽をしましょう。
一日通しで平均5つの仕事をこなすとなると50分の時間削減。大体一時間ぼーっとする時間は作れます。ぼーっとする時間が作れたらそれを好きなことをする為に費やせばいいんです。ぼーっと出来る時間分はやく帰宅しましょう。

まとめ

  • まとまった時間を作って好きな事をしてないから多忙に感じる
  • 仕事に不要な要素を排除していく事で帰宅時間は早まる
  • まじめすぎて不要なまでの仕事クオリティになっていないかをチェック
  • 省略とサボりの違いを掴む

僕の平日を振り返ると資料の見栄えをよくするために不必要に難しい言葉を使おうとネットで言い回しを調べてみたりなんとなくキレ者に見えるように取り分け有用でもないグラフを追加してみたり、

資料に挿入する画像を無駄に丁寧に編集してみたり、【懲りすぎ】な部分が多いような気がします・・・もっと省略を覚えて高効率化を目指します!こういった時間短縮は多少の経験も必要になりますが、意識するとしないとでは雲泥の差が出ます!
是非みなさんも普段の自分を分析してみてはいかがでしょうか!ちょっと無駄にまじめに書いてみた!

 

ほんじゃの!